ホンジュラス、サンタ・バルバラのコーヒーが入荷しました。お馴染みルイス君のレセパ農園です。
レセパ農園は世界中のバイヤーが集まる有数の名産地、サンタバルバラ エリアのエル シェリートに位置します。
出会った頃17歳だったルイス君も今や23歳、一人前の生産者に成長しています。
以前からオーガニックに近い農法を実践していたルイス君ですが、2022年に3年ぶりに訪問した際はミミズファームを運営していてよりスケールアップしていました。コーヒー生産処理で出た廃液も発酵処理を行い循環型の農法を実践、ミミズ肥料やオーガニックな液肥(微生物のエキスのようなもの)を作り自らの農園に使うだけではなく、他生産者へ販売も始めたところでした。
今季の買い付けでは収穫日ごとに分けられた複数のロット(Recepa 2ロット, Vieja 2ロット)の中からレセパ農園の4月収穫のロットを選びました。どのロットも安定したクオリティを持っていて日々の丁寧な仕事ぶりが伺えました。
今回 "The Middle"(中煎り)のローストで、ブルーベリーやココアの風味とともに、柿のような甘さと質感を持ったコーヒーに仕上がっています。フレーバーと甘さ、質感のバランスがよく、馴染みやすくも充実感ある仕上がりとなっています。
生産者 : Luis Arita
農園名 : Recepa
生産国 : Honduras
地域 : El Cielito, Santa Barbara
標高 : 1,565m
品種 : Pacas, Catuai
生産処理方法 : Fully washed
ローストレベル:The Middle(中煎り)
フレーバープロファイル:Blue Berry, Cocoa, Persimmon, Loquat, Creamy, Honey, Milk Chocolate, Well Balanced
“The Middle” はこれまでリリースしていた“Roasty” の後継となります。コーヒーカウンティのメインのロースト(浅煎り)よりも若干深めのローストです。
浅煎りではそれぞれの豆特有のフレーバーやアシディティを最大限に引き出すことを主題にしており、ローストによる焦げた風味は極力与えないことを目指しています。
一方、“The Middle” ではフレーバー、アシディティ、甘さ、マウスフィールといた味わいの要素を満遍なく引き出した “中煎り” で、正に “真ん中の味わい” を目指したものです。