コスタリカ随一の名産地、タラス地区。そのドタ・バレーの標高 1750-2000mにあるのが、グラナディージャ農園です。
2009年に稼動し始めたロスアンヘレス・マイクロミルは、カルデロン一家の所有で、栽培から水洗処理、乾燥に至るまで、生産者自身の手でおこなわれており、きめ細やかな作業が徹底しています。2011年には、このマイクロミルからカップ・オブ・エクセレンス優勝コーヒーが生まれました。
森も2度程マイクロミルを訪ね、その丁寧な仕事ぶりを見てきました。同ミルからの取り扱いは当店としては2度目です。その一度目は、2017年のCOE3位のロット(ドンカイート農園)で、COE出品ロットの選定に現地で立ち会った思い出深いコーヒーです。そしてこのドンカイート農園は翌2018年COE優勝を見事手にしています。
グラナディージャ農園は、農園全体の木も若く、肥沃な土壌で、勢いのある農園です。
生産処理はイエローハニープロセス、丁寧な生産処理がもたらした非常にクリーンな味わいで、ローストレベルを上げた際のクリーミーで滑らかな質感が特徴的です。チェリーのような果実感、チョコレートのような甘さが下を包み込むように長く続きます。
農園名:Finca La Granadilla(グラナディージャ農園)
ミル:Los Angeles micro mill(ロスアンヘレス マイクロミル)
生産者:Calderon family(カルデロン一家)
生産国:Costa Rica(コスタ リカ)
地域:Santa Maria de Dota, Tarrazu(タラス、サンタマリア・デ・ドタ)
標高:1,750~2,000m
品種:Catuai(カトゥアイ)
生産処理:Yellow Honey(イエローハニー)
ローストカテゴリ:Dark roast(深煎り)
*本商品はダークローストです。
素材とローストにより、熟したベリーやキャラメルのような甘い香味、カカオ分の高いチョコレートのようなボディや後味に仕上がっています。深煎りにおいても大事なのは素材の力、ローストに負けない力強い個性を持ったコーヒーです。