アンドレスさんのコーヒーは2019年の現地買い付け以来、4年連続購入しています。毎年素晴らしいクオリティを見せてくれる、このエリアを代表する当店取り扱い生産者と言えます。
2019年秋の買い付けではコロンビア南部 太平洋側に位置する ナリーニョ、カウカの2県を回りました。南部のエリアは世界的に見ても最も優れたコーヒーを生み出すエリアとして以前から注目していました。赤道に近いこのあたりのエリアではコロンビアの山岳地形により高い標高、肥沃な土壌を持ち、凝縮感を持った風味のコーヒーとなります。
アンドレス・ロルダンさんの農園はカウカ県カヒビオ市に位置します。珍しいものも含め様々な品種を栽培するアンドレスさんの農園を訪ねました。今回リリースするのは、アラビカ種の原種の中でも代表的な古い品種、ティピカ種です。
1,900m を超える高地でしっかりと糖度をあげて収穫したティピカ種は、"The Middle" roast(中煎りの焙煎)においてもなお、フローラルでエレガント。さらにクランベリーやザクロといった甘さと酸を伴った果実感に加え、タンジェリンのような濃い柑橘の印象、クリーミーな質感と黒糖を思わせるの甘さもあり、余韻の長いコーヒーです。
農園名:La Parcelita(ラ・パルセリータ)
生産者:Alvaro Andres Roldan Flor(アルヴァロ・アンドレス・ロルダン・フロール)
生産国:Colombia(コロンビア)
地域:La Pajosa, Cajibio, Cauca(カウカ県、カヒビオ市、ラ・パホサ)
品種:Typica(ティピカ)
標高:1,905m
生産処理方法:Fully Washed(水洗式)
ローストレベル:The Middle(中煎り)
フレーバープロファイル:Cranberry, Pomegranate, Tangerine, Lemongrass, Brown sugar, Citric acidity, Creamy, Long aftertaste