※こちらの商品は150gでの販売となります。複数個購入でのディスカウントはありません。
2023 年の COE Mexico で落札、標高 2,100 m という他とは大きく違うロケーション、その風味に魅せられています。2024 年にはCOE落札をきかっけに農園を訪ねてきました。
Finca la Lomita は 1900 年に始まりました。農園には樹齢 140 年を超える木があり、驚くことにこれらの木は今でも変わらずコーヒーを生産しています。農園のコーヒーの木の多くは樹齢80~100年程です。
現在の農園主の Marcelino Barrueta は既存の農園を栽培、収穫、加工のあらゆる面でより良く管理するためにワトゥスコ州チャピンゴを訪れ始めました。 2018 年、トルカのコーヒーショップがロミータ農園を訪れ、コーヒー豆を購入し、彼らのコーヒーに可能性を見出し、コーヒーの品質が素晴らしいと言い、彼らの期待が高まりました。マルセリーノたちはスペシャルティコーヒーに興味があり、スペシャルティコーヒーの扱い方を学ぶ場で、選抜収穫、発酵管理、乾燥などさまざまな講座を受講しました。そこで彼らは、コーヒーを改善する方法を日々模索しながら、すでに優れた品質のコーヒーがあることを確認し、2022 年にカップ オブ エクセレンス コンテストに参加することを決意し、14 位を獲得しました。そして2023 年の12 位受賞、安定した高い品質の確たる証拠でもあります。
農園はネバドデトルーカ火山地帯から 35 キロメートルの場所にあります。ティピカ品種とカトゥーラ品種を栽培しています。元々あった木を利用したシェードは杉の木とアボカドです。土壌を保全する活動として堆肥作りを行っています。屈折計を使用して熟した果実のみを収穫、収穫のピークは3月です。乾燥にはアフリカンベッドを使用し、パーチメントの温度と水分値を計測しながら行います。パーチメントはグレインプロバッグと麻袋に入れてパレットのある部屋にて保管しています。
本ロットは2024年のCOEに提出したロットです。発酵プロセスのカテゴリにノミネートされてしまい入賞こそ叶いませんでしたが、生産者自身が選んだ渾身のロットで素晴らしい品質です。
杏やぶどうといったフルーツを主体に、乳酸やワインを思わす緻密で複雑な酸をキャラメルのような甘さや質感が支えています。ブランデーのような凝縮された長い後味もこのコーヒーを特別なものにしています。
標高2,100m で育つ高い樹齢の木が育んだユニークなコーヒー、是非お試しください。
農園名:La Lomita(ロミータ)
生産者:Marcelino Barrueta Avilés(マルセリーノ・バルエタ・アヴィレス)
生産国:Mexico(メキシコ)
生産地:San Andres de Los Gama, Temascaltepec, Estado de Mexico(メキシコ州、テマスカルテペク、サン アンドレス・デ・ロス ガマ)
品種:Typica, Caturra(ティピカ、カトゥーラ)
標高:2,100m
生産処理:48hrs Anaerobic and Washed(48時間嫌気性発酵後水洗)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Apricot, Blue Berry, Grape, Guava, Tartaric, Lactic, Caramel, Rich Mouthfeel, Brandy