先日福岡にも会いにきてくれたデビッドさんが運営するフイエマウンテンコーヒーから新しく取り扱いとなった Matyazo エリアのコーヒーをリリース。我々も6月末に訪問予定です!
映画「A Film About Coffee」に出演していたデビッドさん所有のフイエマウンテンコーヒーは南部州フイエ郡にあるウォッシングステーション、標高2284mフイエ山から名付けられました。
デビッド・ルバン・サンガボ氏は2011年にフイエマウンテンコーヒーというブランドを立ち上げ、最初のウォッシングステーション「ガコ」を建設、2012年に初めてカップオブエクセレンスに参加し2位を受賞、翌年には 6位と11位の受賞を果たす等、高品質コーヒーを生産し続けています。
また、デビッド氏のウォッシングステーションがあるエリアでは、NPO法人 コーヒー生産地と協働する会(2019年設立)とともに土壌改良&農業サポートを行い、持続可能なコーヒーの生産やコーヒーの品質向上の取り組みも熱心に取り組んでいます。さらにコーヒー農家のための「セイビンググループ」という共同体を組織し、積み立て貯金や健康保険、肥料・家畜の配布など社会貢献活動を積極的に行っています。
Matyazo(マチアゾ)はフイエ郡の中心部シンビセクターに位置し、標高は1700〜2000m、300世帯の農家がコーヒーを生産しています。
ブルボン種が多く植えられていて、植え付け面積1ヘクタール未満の小規模農家が生産の主な担い手ですが、未亡人、若者などが協同組合を作ってコーヒーを生産しており、彼らの社会的エンパワメントに貢献しています。
マチアゾはフイエマウンテンコーヒーがチェリーを集める7つのエリアの一つで、マラバ、キゴマなどフイエの伝統的なコーヒー生産地とも隣接しています。
今回ナチュラルプロセスのロットのリリースです。フイエマウンテンコーヒーではマイクロロットは収穫された日にちで細かなロット分けがなされています。本ロットは4月14日に収穫されたロットになります。
ナチュラルらしいフルーティなフレーバーは、ネクタリンやチェリーのようなストーンフルーツにマイヤーレモンのような柑橘の印象が総じて、オレンジワインを思わせます。質感はシロップのような柔らかい印象からジューシーなものに変化、後味はハイビスカスティーのように爽やかです。
エリア名:Matyazo(マチアゾ)
生産国:Rwanda(ルワンダ)
生産地:Matyazo, Huye, Southern Province(南部州フイエ市マチアゾ区)
品種:Bourbon(ブルボン)
標高:1,700-2,000m
精製方法:Natural(非水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Nectarine, Cherry, Mayer Lemon, Orange Wine, Brown Sugar, Clean and Juicy, Syrupy, Hibiscus Tea