初のリリースとなるペーニャ・ブランカは、2016年より毎年買い付けを行うホンジュラスのサンタバルバラ エリアのマイクロロットをブレンドし作成したロットです。
今回はハニー、ナチュラルのプロセスで作成しました。中心となるのはラス ペニータス地区のアリエルさんのパカマラ・ハニーとレスビィさんのパカス・ナチュラルです。二人は義理の兄妹の関係にあり、農園が隣接、管理を分け合いファミリーで経営しています。
もう一つのマイクロロットの生産者サトゥルニーノさんもおなじみの生産者です。セドラル村で自らオーガニックの肥料を作り農園を営んでいます。生産量の少ない生産者ですが彼独自の素晴らしい品質を作り上げています。
今後も小規模なロットの品質を活かしたブレンドロットを作ってていきますが、このロットがその初めての試みです。

浅煎りより焙煎を少し進めた"The Middle"のローストにより、液体に厚みと豊かな質感がもたらされています。ダークチェリーや熟れた杏、プルーンなどの果実をはじめ、ドライマンゴーやクラフトチョコレートの印象、蜂蜜や焦がし砂糖を彷彿とさせる、甘く長い余韻をお楽しみ下さい。

ロット名 : Peña Blanca（ペーニャ・ブランカ）
生産者 : Ariel Murcia, Lesby Lorena, Saturnino Martinez（アリエル・ムルシア、レスビィ・ロレナ、サトゥルニーノ・マルティネス）
生産国 : Honduras（ホンジュラス）
地域 : Las Penitas and El Cedral, Santa Barbara（サンタバルバラ、ラスペニータス、エルセドラル）
品種 : Pacamara, Pacas, IH90（パカマラ、パカス、イカフェノベンタ）
生産処理方法 : Honey, Natural（ハニー、ナチュラル）
標高 : 1,500~1,600m
ローストレベル : The Middle（中煎り）
フレーバープロファイル：Dark Cherry, Apricot, Prune, Dried Mango, Craft Chocolate, Honey, Brown Sugar, Rich Mouthfeel, Sweet Aftertaste

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“The Middle” はこれまでリリースしていた “Roasty” の後継となります。コーヒーカウンティのメインのロースト（浅煎り）よりも若干深めのローストです。
浅煎りではそれぞれの豆特有のフレーバーやアシディティを最大限に引き出すことを主題にしており、ローストによる焦げた風味は極力与えないことを目指しています。
一方、“The Middle” ではフレーバー、アシディティ、甘さ、マウスフィールといった味わいの要素を満遍なく引き出した “中煎り” で、正に “真ん中の味わい” を目指したものです。