チャラテナンゴのラパルマ地区にあるラ・ホヤ農園は標高も高く車でアクセスすることができない急な山道にあります。寒暖差が大きく、そのためゆっくりとコーヒーが成熟し、それにより複雑な酸と豊かな甘さを持ったコーヒーが作られます。
エルナンデス兄弟は兄のルイス、弟のサントスの二人で農園を経営しています。二人の性格は絵に描いたように真逆です。寡黙でまじめな兄のルイスと、賑やかで明るいサントス。
農園内にはブルボンの他にパカスやパカマラ、イエローカツアイなど様々な品種が育てられ、コーヒーの木は崖のような場所に植えられ棚田のように整備されていますが、肥料が下に流れていかないように工夫されています。彼らは長年のコーヒー生産の見識を生かして発酵の終了具合を体感で見極めるなど日々品質の向上に努めています。
今後彼らは乾燥台の改良や安定したプロセスへの取り組みにより、生産量や品質の安定性への期待が高い注目の農園の一つです。
様々な柑橘、アプリコットや無花果を思わせる果実感。ジューシーな酸に伴ってブラウンシュガーのような甘さが長く続きます。スムースな質感と甘さの余韻がこの土地のポテンシャル、兄弟の丁寧な仕事を感じさせてくれます。
農園名:La Joya(ラ・ホヤ農園)
生産者: Luis Hernandez,Santos Hernandez(ルイス・エルナンデス、サントス・エルナンデス)
生産国:El Salvador(エル サルバドル)
生産地域:Chalatenango,La Palma(チャラテナンゴ、ラ パルマ)
標高:1,500m
品種:Bourbon(ブルボン種)
生産処理方法:Washed(水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Citrus, Apricot, Fig, Marmalade, Brown Sugar, Smooth Mouthfeel, Long Sweetness