※こちらの商品は100gからの販売となります。このアイテムは200gです。200g1袋での出荷となります。
・Honduras Cup of Excellence 2024 #11
昨年森が審査員として参加したホンジュラスのカップ・オブ・エクセレンスで評価し、その後単独落札したコーヒーです。11位を受賞、Top 10にはわずかに届きませんでしたが、唯一、1st, 2nd 両ラウンドで 90点以上をつけたのがこのコーヒーでした。
エルデル氏は 1983 年、ラスベガス市の小さなコミュニティであるロスアンデス村で生まれました。幼い頃からコーヒーが彼の人生を形作りました。わずか 7 歳のとき、エルデル氏は祖父と一緒に働き、コーヒー栽培の複雑さを学びました。忍耐強い教師であった祖父は、農業技術だけでなく、土地に対する深い感謝の気持ちも伝えてくれました。
2009 年、エルデル氏は家族の農園を継承しました。2015年には IHCAFE90 を栽培し始め、スペシャルティコーヒーとして売りはじめました。その頃から当店も長く付き合う SAN VICENTE とパートナー関係にあります。2020年にパカス種に植え替えるまでは IHCAFE90 を栽培していました。
エルデル氏は2020年の後半に脳腫瘍による健康上の問題に直面し、コーヒー生産を停止せざるを得ませんでした。 2021年、健康上の問題を克服した後、SAN VICENTE から新しく栽培を始めるための種をいくつか提供してもらいましたが、その一つがゲイシャ品種でした。2023年には、ゲイシャ種で最初の収穫があり、素晴らしい結果が得られ今回の出品、そしてCOE受賞に至っています。
今年のホンジュラス訪問の際は、エルデル氏、そして彼の農園を訪ねることが叶いました。とりわけ標高の高い、新しいエリアのため、車は入れず1時間ほどかけて急斜面の岩場を徒歩で登り農園にたどり着く過酷な環境です。麓までのチェリー等の運搬にはエルデルさんが所有する4頭の騾馬が使われます。
サンタバルバラで 1760-1800m という屈指の標高で育つゲイシャ種は緻密な味わいを有します。レモンバーベナのアロマ、プラムや赤スグリの果実感、ピンクグレープフルーツのようなジューシーな味わい。もぎたてのマンゴーのような清涼感と、蜂蜜を溶かした紅茶のような味わいが長い余韻を生み出します。
生産者:Elder Ignacio Chavez Martinez(エルデル・イグナシオ・チャベス・マルティネス)
農園名:El Mirador(エルミラドール)
生産国:Honduras(ホンデュラス)
生産地域:Los Andes, Santa Barbara(サンタバルバラ、ロスアンデス)
標高:1,760m
品種:Geisha(ゲイシャ)
生産処理方法:Honey process(ハニープロセス)
フレーバープロファイル:Floral, Lemon Verbena, Plum, Pink Grapefuit, Fresh Mango, Red Currant, Livery Acidity, Juicy, Honey Tea, Vibrant