・Brazil Taste of Harvest 2024 #1 Cachoeira da Grama
昨年行われたブラジルコーヒーの品評会、Taste of Harvest 2024 にて数多くのロットの中から選び、購入したものです。このロットは品評会用のマイクロロットで事前の評価では91.17 という最も高い点数がつけられたロットです。
カチョエイラ・ダ・グラマ農園は 1890 年から続くカルバーリョ・ヂアス家が所有する農園です。農園主であるリンドルフォ氏の息子、ガブリエル氏が現在の農園の責任者です。 農園はミナスジェライス州との州境から約 3 マイルのところ にあり、スル・デ・ミナス山脈からモジアナ山脈に続く山々 の恩恵を受けた特徴を持ち合わせた地域です。 祖母の代では、ハイーニャ(Rainha)という1つの大きな農園でしたが、3世代に渡ってコーヒーの生産に従事する中で、子供たちに農園を分け与え、ハイーニャ、カチョエイラ、サンセバスチャン、レクレイオ、サンタアリーナなどが9家族で行われ、それぞれが高品質なコーヒーを生産し、COEをはじめとする数々のCompetitionに入賞しています。
リンドルフォ氏は社会的・環境的に持続することが農園にとって重要と考え、生態系のバランスを維持するために在来種を植えるプログラムを開始しました。 また、農園には従業員の子どものための学校やサッカー場があり、従業員が安⼼して、⻑く働いてもらえることを⼼がけています。
ファーメンテッドナチュラルのプロセスながらも発酵のニュアンスはほとんど感じられず、明るいアシディティを持ったブラジルコーヒーとは思えない仕上がりに驚かされます。ハイビスカスやローズヒップのアロマから赤ブドウ、パッションフルーツ、プラムなどのジューシーな果実感に、きび砂糖の甘さが長く続く素晴らしい味わいです。
農園名:Cachoeira da Grama(カチョエイラ・ダ・グラマ農園)
生産者:Gabriel de Carvalho Dias(ガブリエル・デ・カルバーリョ・ヂアス)
生産国:Brazil(ブラジル)
生産地域:Vale da Grama, Mogiana, São Paulo(サンパウロ州、モジアナ、バレ・ダ・グラマ)
標高:1,100~1,250m
品種:Arara(アララ種)
生産処理方法:Fermented Natural(発酵後非水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Hibiscus, Rosehip, Red Grape, Passion Fruit, Plum, Navel Orange, Bright Acidity, Juicy, Brown Sugar, Long Aftertaste