・ACT Kenya 2025 8th place
2025年2月にケニア・ナイロビで行われた African Coffee Trade fair (ACT) Kenya に森と杉山が弊店から参加しました。ACT Kenya では Jabali 社主催のもと、ケニア全土から200を超えるロットが集められ、上位 30ロットを各国のバイヤーがカッピング審査、順位が決まり、その場でライブオークションが行われました。
本ロット、Kaguyu Factory AA は ACT Kenya 2025 において 8位になったロットで、当店がライブオークションにて落札、購入したロットになります。
イノイ農業協同組合は、キリニャガ郡キリニャガ中央イノイ区にあります。1954年4月6日に協同組合として登録されました。11のウェットミルがありますが、生産量の減少により一部のウェットミルは統合され、現在はカグユ、タイタ、キアンディエリ、ケルゴヤ、ンディミ、カリアの6つのファクトリーが稼働しています。組合は、さまざまな地域から選出された7名の理事で構成される理事会によって運営されています。
カグユ・コーヒーファクトリーという名前は、カグユ地区のギティオロという地域に由来しています。
近隣のコーヒー生産者は赤く熟したコーヒーチェリーを摘み取り、収穫されたコーヒーチェリーをカグユ・ファクトリーに運びます。運び込まれたチェリーは計量され、領収書がコーヒー農家に渡されます。計量後、チェリーはパルパーにかけられ、その後発酵槽に移されます。ミューシレージを取り除くために12〜48時間発酵行程がとられます。発酵後、パーチメントは約24時間ソーキングされ、その後、天日乾燥用のアフリカンベッドに移されます。パーチメントはその後、水分含有量が11.5〜12%になるまで約10日間天日乾燥されます。
フローラルなアロマとクランベリーのような鮮やかな果実感から、ネーブルオレンジやスグリの密度ある風味に展開。それらを焦がし砂糖やルバーブジャムのような甘さが支えています。ケニアらしい力強い風味を持ちつつもバランスに長けています。
所有者: Inoi Farmers Coop. Society
生産処理場: Kaguyu Factory
生産地域: Kerugoya, Kirinyaga Central, Kirinyaga
生産国:Kenya(ケニア)
標高:1,500~1,600m
規格:AA
品種:SL28, SL34, Ruiru11, Batian
生産処理方法:Fully Washed(水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Floral, Cranberry, Navel Orange, Currants, Rhubarb Jam, Brown Sugar, Juicy