サンタバルバラはロスアンデスから、ノルマンさんのパカス種のリリースです。
ノルマンさんは12歳の頃から父親と共にコーヒー農園や野菜畑の仕事を手伝うようになり、25歳になった時に0.5ヘクタールの土地を分けてもらい、自分の区画の農園を始めることとなりました。そして10年前、さらに0.5ヘクタールの土地を購入してパカス種を植え、2013年以降はノルマンさん一家はスペシャルティコーヒーの生産に力を入れ始め、その中でもノルマンさんはマイクロロットコーヒーの大事な役割である精製処理を担っていました。
家族の農園を手伝うことで経験を積んだノルマンさんは7年前から自分の農園をしっかりと整えて、彼自身のマイクロロットを生産して高い品質を維持しながら、今もなお父親の農園の手助けを続けています。
このコーヒーチェリーは完熟の最盛期に収穫され、ノルマン自身の持つウェットミルへ運ばれてコンクリートタンクで22時間の乾式発酵が行われます。その後、水をタンクに加えて最大5回水を入れ替えながら木のパドルでかき混ぜながら、全てのミューシレージが取れるまで洗浄され、最後に15日間の天日乾燥の後に手作業で欠点豆が取り除かれます。
丁寧な仕事が液体から伝わる彼のコーヒーは、ブラックベリーやアプリコット、さくらんぼの熟した果実味にローリエのような清涼感、ブラウンシュガーやミルクチョコレートのような充実した甘さが伸びやかに余韻で続きます。
生産者:Norman Castellanos Hernández
(ノルマン・カステヤノス・エルナンデス)
農園名:El Pinabete(エル ピナベテ)
生産国:Honduras(ホンデュラス)
生産地域:Los Andes, Santa Barbara
(サンタバルバラ、ロスアンデス)
標高:1,800m
品種:Pacas(パカス)
生産処理方法:Washed Process(水洗式)
フレーバープロファイル: Blackberry, Apricot, Cherry, Laurier, Juicy, Brown Sugar, Milk Chocolate, Velvety, Sweet Aftertaste