エチオピアにおいては初めての直輸入となった SNAP Specialty Coffee からのリースです。
Buku Sayisa ウォッシングステーションは、ウェスト・グジの高地、ハンベラ地区に位置しており、エチオピアの公用語であるアムハラ語で「祝福された谷」 という意味です。
この土地に昔から暮らしているグジ・オロモ族には「天空神 Waaqa(ワーカ) は、無実の従者が殺されたことを悲しみ涙を流し、その涙が大地に落ちて、コーヒーの木が生まれた。」という言い伝えが残っているほど、グジ・オロモ文化にとってコーヒーは欠かせない存在で、かつては長旅のエネルギー源としてコーヒー豆を動物の脂と混ぜて食べていたそうです。現代でもグジの農家は伝統的な農法を守り、さまざまな作物の栽培を行いつつこの土地に適応した在来種のコーヒーを育て続けています。
特筆すべきはSNAP社のドライミルの設備です。エチオピア最高峰という設備により、精度の高い選別とスムーズな輸出を実現しています。
熟したプラムや苺、ネーブルオレンジ、ザクロといった軽快な酸を伴うジューシーな果実味が綺麗に感じられ、余韻では複雑な甘さが伸びやかに続いていきます。
生産者 : SNAP Buku Sayisa Wet Mill
(スナップ・ブクサイサ・ウェットミル)
生産国 :Ethiopia (エチオピア)
地域 : Buku Sayisa, Hambella, west Guji Zone
(西グジゾーン、ハンベラ地区、ブクサイサ)
品種 : Mixed different JARC coffee Variety and local Variety(JARC系品種のミックスと在来品種)
生産処理方法 : Natural(ナチュラル)
標高 : 2,300m
ローストレベル : Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル : Plum, Strawberry, Pomegranate, Navel Orange, Roselle, Clean, Lively Acidity, Complex Sweetness