Busanze CWSは 2018年に Impexcor 社 によって設立されました。ニャルグル地区のニュグウェ森林近くに位置する品質重視の施設で あり、ルワンダのコーヒーが潜在能力を最大限に発揮するのに貢献してきました。Impexcor 社によるBusanze CWS の構想は、地域を調査した結果、この地域にはコーヒーウォッシングステーションがないにもかかわらず、最高品質のコーヒーが生産されていることに気づいたことから生まれました。Busanze CWSの周辺では、生物多様性の高いアグロフォレストリーシステムの下で高品質のコーヒーが栽培されています。
Ikawa House…
Ikawa Houseはルワンダ・キガリを拠点とする2019年に設立された企業です。 メインの業務はルワンダ国内のCWSの品質コンサルティングで、輸出業者、生産者へ独自のカリキュラムと認証プログラムを通じて、栽培、精製、評価に関する専門的なトレーニングを提供し、NAEB(ルワンダ農業輸出開発庁)と連携を取りながら、提携農家のスキル向上のために支援しています。また、発起人である Uzziel 氏は農園も経営しており、栽培・焙煎・カッピング・輸出に至る一連の流れを通じて、ルワンダコーヒーの品質向上を目指しています。
昨年のルワンダ、そして Ikawa House への訪問で、ルワンダのスペシャルティコーヒーシーンの品質の観点において、彼らの果たす役割は非常に大きいものだと理解しました。本ロットは上記 Ikawa House が提携するCWSで、彼らのラボラトリーでカッピング、セレクトしたロットです。
浅煎りより若干焙煎を進めた "The Middle" のローストにより、液体に厚みがもたらされています。フレッシュなりんごや梨、熟れたアプリコットやブラックベリーなど様々な果実の印象。ブラウンシュガーの甘さが全体を支えるように感じられ、中煎りのローストによりバランスの良いコーヒーに仕上がっています。
CWS : Busanze(ブサンゼ・ウォッシングステーション)
所有者 : Inpexcor Ltd.(インペクスコー社)
生産国 : Rwanda(ルワンダ)
地域 : Busanze sector, Nyaryguru district, Southern province (南部州、ニャルグル地区、ブサンゼセクター)
品種 : Bourbon(ブルボン)
生産処理方法 : Fully washed(水洗式)
標高 : 2,000~2,115m
ローストレベル : The Middle(中煎り)
フレーバープロファイル : Apples, Pear, Apricot, Blackberry, Brown Sugar, Round Body, Well Balanced
“The Middle” はこれまでリリースしていた“Roasty” の後継となります。コーヒーカウンティのメインのロースト(浅煎り)よりも若干深めのローストです。
浅煎りではそれぞれの豆特有のフレーバーやアシディティを最大限に引き出すことを主題にしており、ローストによる焦げた風味は極力与えないことを目指しています。
一方、“The Middle” ではフレーバー、アシディティ、甘さ、マウスフィールといった味わいの要素を満遍なく引き出した “中煎り” で、正に “真ん中の味わい” を目指したものです。