初めての取り扱いとなるアレハンドロ・アギラルさんのコーヒーをリリースです。
アレハンドロさんの農園はレンピラ県サンアンドレスは、サンタバルバラからは随分と離れたエリアですが、SAN VICENTEは年々このエリアからの買い付けを増やしています。
サンアンドレスは若い生産地域で、最初の生産者は90年代にレンピラやコパンの他のコミュニティに倣ってコーヒーを育て始めました。少しずつその評価に伴って知名度を上げてきました。当初、ティピカ種、カトゥアイ種がこのエリアでは広く植えられていましたが、2011年のさび病によってこれらは大きなダメージを受け、国のコーヒー機関は耐病性のある、カティモールやレンピラ、IH90などの品種を植えるよう推奨しました。
今日では、カティモール系品種とティピカやカトゥアイ種が混植されているのが一般的ですが、今尚、カトゥアイ種を最も重要な品種として保護している生産者も見られます。当店においても馴染み深い、オルランド・カルバハルさんの活躍で有名になったエリアでもあり、素晴らしいポテンシャルを持った、またサンタバルバラのコーヒーとは違ったキャラクターを持つ魅力的なコーヒーを生産しています。
アレハンドロさんですが、2025年の買い付け以前、2024年にサンアンドレスを訪ねた際、挨拶程度お会いしていました。SAN VICENTEのアンヘルが「とても良い生産者だよ」と言っていたのを覚えています。このロットは2025年のCOE 提出ロットです。COE 受賞には至りませんでしたが我々が買い付けることができました。
アレハンドロさんの父とその家族は、以前は豆やトウモロコシを栽培していましたが、アレハンドロが12歳の時、父親から受け継いだ土地にコーヒーを植えることを決意しました。数年後、彼はコーヒーの生産を始め、順調な結果を受けて、さらに土地を広げ栽培面積を拡大しました。現在は2.1ヘクタールの土地のうち1.4ヘクタールでコーヒーを生産しています。
パルピングの前後で60時間ずつの嫌気性発酵行程が取られており、これにより複雑ながらもクリーンな味わいを実現しています。
桑の実や野苺などのワイルドベリーやキウイといった果実の印象から冷めるにつれてバレンシアオレンジのようなフレッシュなアシディティ、洋梨や青りんごのような風味を感じられます。シロップのような口当たりからクラフトチョコレートのような甘さへ展開、温度変化で様々な印象を感じられる複雑な味わいです。
農園名:Piedra Parada(ピエドラ・パラダ)
生産者:Alejandro Aguilar Sanchez(アレハンドロ・アギラル・サンチェス)
生産国:Honduras(ホンジュラス)
生産地域:Coquin, San Andres, Lempira(レンピラ県、サンアンドレス市、コキン村)
品種:IH90(イカフェノベンタ)
標高:1,960m
生産処理方法:Anaerobic Washed(嫌気性発酵水洗式)
ローストレベル:Light Roast(浅煎り)
フレーバープロファイル : Mulberry, Kiwi, Wild Strawberry, Orange, Pear, Green Apple, Craft Chocolate, Syrupy Mouthfeel, Juicy, Complex