2026年2月、家族経営の小さなコーヒーラボ Kamavindi Coffee Lab を訪ねました。
彼らは自社農園(Kamavindi farm)を運営しつつも、栽培や生産処理への知見や高いカッピングスキルを活かし、周辺の農園やウォッシングステーションと協業、品質向上やダイレクトトレーディングの構築、ひいてはケニアのコーヒー産業の発展のために尽力している素晴らしいエクスポーターでもあります。
そんな Kamavindi Coffee Lab から今季初の自社輸入による買い付けを行いましたが、その中から初のリリースとなるのがこの ONESKA農園のロットです。
ONESKAは、1990年代初頭に Onesmus Njagi とその妻 Karen Njagi よって設立された家族経営のコーヒー農園です。農園名は、夫婦の名前を組み合わせて考えられています。
農園はエンブ郡のケニア山の斜面に位置し、標高は海抜1,800~1,900メートル、10エーカーの土地に、SL28とSL34のコーヒーの木が約5000本植えられています。ONESKA農園は、SL28とSL34という厳選された品種、良質な土壌、理想的な栽培条件、そして長年にわたるコーヒー栽培の経験により、高い品質のコーヒーを誇っています。Njagi 夫妻は、Kibugu 生産者協同組合の長年の会員であり、ONESKA農園は同組合で数々の賞を受賞しています。
2020年、ONESKA農園は自社でコーヒーチェリーの果肉除去を開始し、厳格なウォッシュドプロセスを採用することで、高い品質のパーチメントを生産しています。
コーヒーは手摘みされ、完熟した赤いチェリーのみがウォッシングステーションに運ばれます。適切な熟度で収穫することで、より均一で良好な発酵が実現します。
パルピングは、収穫、選別、フローター除去が完了した夕方に行われます。
コーヒーは二段階の発酵工程を経て生産処理されます。中間洗浄の前に最初の20時間のドライファーメンテーションが行われます。
中間洗浄は、粘液質を除去するために行われ、その後、コーヒーは最終洗浄とキャナルでの等級分けの前に、発酵槽でさらに24〜26時間の発酵時間がとられます。
その後、コーヒーはアフリカンベッドに移され、21日間かけて乾燥されます。
1,800~1,900mの高い標高に位置する単一農園でSL品種のみが栽培されています。
ネクタリンや赤スグリ、ザクロ、ラズベリーといったジューシーな赤い果実、ネーブルオレンジのような瑞々しい柑橘の豊かなフレーバーを持った、生き生きとした味わいのケニアです。
生産者: Onesmus and Karen Njagi(オネスムス&カレン・ンジャギ)
農園名:Oneska farm(オネスカ農園)
生産地域:Embu County(エンブ郡)
生産国:Kenya(ケニア)
標高:1,800~1,900m
品種:SL28, SL34
規格:AA
生産処理方法:Fully Washed(水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Nectarine, Red Currant, Raspberry, Pomegranate, Navel Orange, Lively Acidity, Cotton Candy, Juicy, Effervescent