African Coffee Trade Fair(ACT)が主催するコンペティションにて入賞したロット、Daki Farm AB をオークションにて単独落札しました。
首都ナイロビから程近いキアンブ郡にある Daki Farm は標高1,979mとケニアの中でも高い標高に位置していて、冷涼な気候に加えて優れた保水性と養分を蓄える肥沃なローム土壌を持ち、恵まれた降雨量によって優れたコーヒーを生産する土地として知られています。農園のコーヒー栽培の歴史はケニア独立から間もない1965年から始まり、創設者であるサイモン・ングギ氏は収穫したチェリーを地域の協同組合で加工していましたが、品質管理と加工の独立性を高めるために1985年に農園内にパルビングの設備を導入しました。
1995年には息子のアユブさんが農園を引き継ぎ、有機栽培や堆肥を主体とした土づくり、化学資材の使用削減を進め、環境に配慮した農園づくりに真摯に向き合いました。2024年にアユブさんが逝去された後、第三世代のジェフリーさんが農園をさらに継いでDaki Farmの存在感はさらに高まっています。Daki Farmはナイロビで毎年開催されるACTのオークションにおいて継続的にTop20のロットに選出されており、2024年には92点という特筆したロットも生産されました。Daki Farmは年間8トンの生豆を生産していて、そのうち7割がAA, ABグレードに分類されています。
細やかな注意を払いながら完熟したチェリーが収穫され、農園内でパルピングが行い、鮮度を保つためにその日のうちに処理をしており、パーチメントは48時間管理された環境で発酵、水洗された後、アフリカンベッドで毎日撹拌しながら水分値が10.5〜11%になるまで天日乾燥を続け、農園内の施設で適切に保管されます。
王道な味わいというより、フローラルでユニークな味わいのケニア。すみれの花を思わせるアロマから熟れた甘夏やブラックベリー、アセロラといった凝縮感ある果実味にきび砂糖のような優しく奥行きのある甘さ、紅茶のような後味が感じられ、飲み心地の良いコーヒーに仕上がっています。
生産者: Lucy wambui & Geofrey Ngugi(ルーシー・ワンブイ、ジェフェリー・ングギ)
農園名:Daki farm(ダキ農園)
生産地域:Githunguri, Kiambu County(キアンブ郡、ギトゥングリ)
生産国:Kenya(ケニア)
標高:1,979 m
品種:SL28, SL34
規格:AB
生産処理方法:Fully Washed(水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル: Violet, Amanatsu citrus, Blackberry, Acerola, Sugar Cane, Round, Black Tea, Sweet Aftertaste