African Coffee Trade Fair(ACT)が主催するコンペティションにて入賞したロット、Gichangi Estate AA をオークションにて単独落札しました。
Gichangi Estate は、ケニア中央部キリニャガ郡ムティラに位置し、ケニア山の斜面、海抜1700mにあります。ギチャンギ家が所有するこの農園は、1955年に一家の家長であるスティーブン・ギチャンギと女家長であるジェーン・ギチャンギによって最初のコーヒーの木である SL-28 と SL-34 が植えられたことから農園の歴史が始まりました。後に彼らの4人の息子たちが引き継ぎ、1988年に栽培から収穫後の処理まで自分たちで管理するべく、敷地内で精製する環境を整えるためマイクロミルを設置し、現在はギチャンギ一家によって家族運営が行われています。全ての工程において透明性や一貫性をもたらすために慎重にコントロールされていて、これまでに長い年月をかけて築いた財産と技術的な農業管理による伝統と技術的制度のバランスを大事にしています。
農園内にはSL系品種の他に Ruiru11 や Batian も栽培されていますが、今回のロットは SL-28 と SL-34 の AA 混合ロットで丁寧に処理されているのが感じられます。王道のケニアフレーバーとはまた印象の違うジューシーさや複雑な味わい、厚みのあるマウスフィールが口全体に広がります。
ジューシーなピンクグレープフルーツやプラム、黄桃の果実の印象にブラックベリーのニュアンスも感じられます。伸びるように続くブラウンシュガーのような甘さ、厚みのあるシロップのような質感に、冷めるに従いブラックティーのような余韻が続き、とても綺麗な液体に変化していきます。
農園名:Gichangi Estate(ギチャンギエステート)
生産地域:Mutira, Kirinyaga County, Central Kenya(ケニア中央部、キリニャガ郡、ムティラ)
生産国:Kenya(ケニア)
標高:1,700 m
品種:SL28, SL34
規格:AA
生産処理方法:Fully Washed(水洗式)
ローストレベル:Light roast(浅煎り)
フレーバープロファイル:Pink Grapefruit, Plum, Yellow Peach, Blackberry, Black Tea, Brown Sugar, Syrupy Mouthfeel, Juicy, Clean